氷の世界で繰り広げられる、永久凍土も蕩かす淫らで濃密な愛の交わり
私たちの住むこの場所はかつて、溶岩充ちる火山帯だった。
けれど偉大なる魔術師、テスタメント・フローゼン閣下の来訪によりその脅威は鎮められ、永劫の氷の安息に暮らす静かなる時を賜った。
私の名前はロクサーヌ・カラネスク。しがない村娘。
私のお父さんも、お母さんも、弟のニコライも死んでしまった。
そうしたら村長さんの遣いが来て。
私は零帝閣下に捧げられる供物に指名されてしまったんだ……。
悲しみの内に零帝閣下に対面する私。けれど、彼は優しく私の手を取って。
「ロクサーヌ。お前は俺の『真のオメガ』かもしれない……!」
「私、が……? きゃぁっ!」
熱く滾る様な彼の息遣い、淫らに蕩かすような彼の指に身体をまさぐられ、悲しみに沈んでいた私の心が徐々に燃え立たされて沸き立つ。
肌を露に、私の身体の一切をも穢し尽くし占有すると熱い宣言を吐いてその凶悪な肉棍を聳え立たせる彼の真っすぐな求愛。
やがて私の心は絆され、下腹部がジンジンと痺れ、肉体は燃え上がり、とろりとした熱い液さえも垂れ落として彼を求める雌へと覚醒していく。
そしてさらにはお尻までも穢され、遂にはそのままトイレまでも連れ込まれて、まるで淫らな性のケダモノのように私を求める彼におかしくされて私は……!
正々堂々、真っ向から向かい合う一対一の性の滾り。
たった一人のつがいを求めて、全てを捧げ燃え立つ愛の物語。
内容
〇約97000字の本編、完結までのストーリー(AI完全不使用の手書き)
〇23枚程度の本編挿絵(AI生成に手作業での微細な改変)
〇没絵含めた挿絵のデータ(本編23枚+没絵5枚)