飼い犬とご主人様 〜俺のこと置いて行ったらぴえんだよ?〜
_ビルの屋上から飛び降りようとすると、「やめろおおおおお!!」大きな叫び声と共に腕を力強く引かれて、倒れ込んだ。「ちょっとちょっと!あんた何やってんの!?ここ何階だと思ってるわけ!?落ちたら即死だっての!」「なんつーか……何があったかは知んないけどさ、生きてたらいいことあるかもしんねーじゃん?」「そんなに死にたいんなら、俺のご主人様になってよ。ちょうど探してたんだよね、次の飼い主。俺のこと養ってくんない?」「ちょっと待て……せめて名前くらい教えろよ……」「名前…?ハル。ご主人様はなんていうの?」ハルと名乗る不思議な男との生活が始まる。「俺のこと置いて行ったらぴえんだよ?」〇【攻め】佐藤文哉/さとう ふみや CV.深川緑 様年齢:30歳 誕生日:5月2日 身長:185cm刑事(役職:警部補)。とても真面目で硬派な性格。勤務終わりに古びたビルの屋上に行って煙草を吸うのが日課。指名手配犯を共に追っていた同僚を目の前で亡くしたことがトラウマとなっており、毎日悪夢に襲われている。そのせいで極度の不眠症になり、睡眠薬を服用しているが、不眠が良くなることはなかった。 いつものように勤務終わりに煙草を...