子どもの頃から見る夢に出てくる龍に会いたかった珠子だが、ある日神社で黒い龍に会い──
子どもの頃から見ていた夢に出てくる龍に会いたかった珠子は、
ある日とうとう神社で黒い龍に会う。
その龍は人の姿になり、「俺のものになるか?」と珠子に問う。
夢に出てくる金の龍と色は違うが何故か安堵を覚えた珠子は、
龍神のものになると答え──
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本文43p+あとがき1p花村珠子(はなむらたまこ)
龍が好きで、夢の中で喋ったりできるようよく神社に参拝していた。
赤ん坊の頃から孤児で家族はいない。
パン屋に勤めている。
龍神
珠子のわがままにより、いかにも龍神っぽい姿をしているバージョン。
何故か珠子に甘い。