オメラスの神庭〜弐ノ噺、鳳墨〜
────────────────────────────── 『オメラスの神庭〜弐ノ噺、鳳墨〜』 ────────────────────────────── ――ここは今まで神代サマが暮らしてた世界とは違うからなァ ――身体ン中から作り変えなきゃなんねぇ、ってことだな 「神庭」と呼ばれる場所がある。 そこは私達が住んでいる世界とは、別のところに存在する。 神の代わり「神代(かみしろ)」であると告げられた『あなた』。 神庭には神に遣える「御先(みさき)」と呼ばれるオス達が、 あなたの世話をし、あなたを慰めるためだけに存在している。 しかし御先は、ヒトの形をした、獣である。 神庭は『あなた』なしでは成り立たない。 御先も『あなた』なしには生きられない。 そして『あなた』も、この神庭で生きてゆくために『必要なもの』がある。 神の代わりとして神庭に喚ばれた『あなた』と 神に遣えるケモノの御話。 ◆鳳墨―ホウズミ― (CV.真野大) 神庭にいる御先(神使)。 外見は人間のようだが、兎と交わったために兎の特徴をその身に残している。 神代である「あなた」に対しても不遜であけすけな言動が目立つが… ...