【繁体中文版】姫嫁様は大神様に喰われたい
狼・体格差・発情期・愛されと、キュンと響く要素をたっぷりと詰め込んだ純愛物語 乃ノ葉(ののは) 産まれる前から大神様に輿入れすることを決められていた巫女 蒼月(あおつき) 狼信仰のある土地で「大神様」として祀られている。 普段は黒髪だが、発情期を迎えると銀髪になる。乃ノ葉には、産まれる前から血筋によって定められた役目がある。 それは獣の神、大神様の元へ輿入れし、妻としての“つとめ”を果たすこと。 幼い頃に感じた大神様の気配と優しい木犀の香りを胸にその日を待ち続け、 遂に今宵、年頃となった乃ノ葉は大神様との祝言の日を迎えた。 ところが… 懐かしい木犀の香りと共に現れたのは、荒々しい獣のような様子の大神様。 今にも食い殺さんと言わんばかりの勢いで襲い掛かられた乃ノ葉は 恐怖のあまり大神様を突き飛ばし、神聖な初夜を台無しにしてしまった……! 妻としての役目が果たせず、一族からは離縁寸前…。 今度こそは大神様をその身に受け入れ役目をしかと果たすべく、 乃ノ葉は母からの教えに従って健気に準備に勤しんでいた。 いつ大神様のお渡りがあってもすぐにお相手が出来るように、 “ほと”は柔らかく、蜜は熱くた...