マヨヒガに棲む怪異~オオカミサマノ贄ニナリマシテ~
凪紗は、とある夢を見るようになった。 古めかしい屋敷の、最奥にある座敷。そこで、美しい男に犯される夢だ。 その男は愛おしそうに凪紗の名を呼び、『早く戻って来い』と優しく囁く。 凪紗は、近頃とある夢を毎晩見るようになった。 古めかしい屋敷の、最奥にある座敷。そこで、美しい男に犯される夢だ。 その男は愛おしそうに凪紗の名を呼び、『早く思い出せ』と優しく囁く。 なにを思い出さなければならないのか……。 それがわからず、目が覚めた凪紗の胸にはいつも寂寥感だけが胸に残るのだ。 『オオカミサマ』 凪紗が……昔の記憶と男の名を思い出した時。 ──ツカマエタ。 怪異の手が夢ではなく『現実』でも凪紗を捉え、終わらない快楽の饗宴がはじまる。 漫画53P+ノベル約4300文字 クンニ/中出し/溺愛/執着/触手/ 作画/こつぶ ネーム+ノベル/夕日 デザイン/0wa様 Tシャツデザイン協力/岩村月子オオカミサマ 村の守り神。狼の耳と尻尾を持つ美青年。飄々としており、少し偉そうな態度で話す。村を見下ろす山に棲んでおり、気に入られた人間しかその棲家を見つけることができない。 二宮凪紗 おっとりとした雰囲気の美少女...