『やさしい楽園』 -アーエールの章-
貴女がワタシに還るとき 【キャラ設定】 名前:ギルガメシュ(Gilgames) CV:久喜大(くきまさる) 年齢:不詳 身長:189cm 体重:88kg 風貌:金髪、二本の燃える角を持つ。 兄よりも才能があるのに人形師にはならず、最も美しい宝石を求めて放浪している。 三きょうだいの次兄で、周りをあまり気にしない。大雑把だが面倒見は良い。 舌先が二つに割れている。 割れた舌に輝くピアスが美しかった。 燃える角は熱くはなくて、彼の髪の色を一層引き立てていた。 けれど、肌を這う舌の動きに溢れる声が恥ずかしくて、夢であってほしいと強く願った。 みだらに、はしたなく、声を荒らげ思うままに貪りたい。 こんな自分は知らないと、否定する度に腰の印(しるし)が熱くなる。 怖いのは、自分の気持ちを知ることだ。 日にちの感覚は既になく、蒸すほどの精に溺れている。 出されてもすぐにまた次が、それは交互に、終わりがなくて、 「どうする?」と耳元で囁かれたとき、 呑まれて幸せになる蛙はいるだろうかと、青い眼の蛇にこくりと合図を送った。 【あらすじ】 もしすべてを捨てたならどうなるのだろう。 一人きりの部屋で窓から...