「殿下の閨係の依頼が来ている」…愛するおじ様にそう告げられ、苦渋と失意の気持ちで引き受けたその依頼はおじ様の指導と監視の中で行われていくものだった…
両親を小さい頃に亡くしたネルケは後見人として面倒を見てくれたクリスのことを男性として密かに愛していた。
しかし彼は既婚者であるため、想いを打ち明けることはしない。
せめて恩だけでも返したいと思っていたところ、クリスから依頼の打診を受ける。
「殿下の閨係の依頼が来ている」
それは実質王命であり、ネルケとしてもクリスに対して恩が返せる機会であるため自分の気持ちに蓋をしてその依頼を受けることにする。
だが、意識を失い目覚めた先で突如始まった閨教育の指導係はクリスであった。
ネルケは愛する人に触れられ、見られながら、殿下を相手に処女を散らすことになる…。
※同意の上ではありますが、寝取らせ・凌○・無理矢理表現がありますのでご注意ください。
※ハッピーエンドを目指してシリーズを予定しています
【本文・44P おまけ1P】
追記:当初アップしていた見開き版と、追加で単ページ版をアップしました。
ご指摘ありがとうございます。ネルケ・ロイス(ネルケ・プラシュマー)
幼少時に両親を亡くし修道院に送られそうな所をクリスに助けられる。クリスに対して思慕と恩を感じている。
クリス・ライエン
ネルケの元後見人であり国の宰相。過去にネルケの母親に恋慕の情を抱いていた。
殿下
(作中では顔も名前も明かされません)
国のしきたりである「初夜の儀」のために閨係のネルケと関係を持つことになる見開き版は同梱されておりません