『夏祭り』をテーマに、甥っ子と想い出を作りたい叔父と、人混みが苦手な甥っ子が彼の事を思って一緒にお揃いの甚平を着てデートをする事に……。
幽牙半島から帰還した純也と神原は穏やかな日常生活を送っていた。
以前と変わらない穏やかな日々。純也は雑誌記者として取材したり、記事を書いたり。
神原は世間を知る為に深夜のコンビニでアルバイトをしたり。
変わった事といえば住む場所と同じ屋根の下に男二人で暮らしている事ぐらいだ。
叔父と甥っ子という関係性は二人の距離感を縮めていくが少しずつ、純也は二人の間に距離感を感じるようになっていく。
そんなある日、神原は夏祭りの話を聞いたようで一緒に行きたいという事を純也は伝えるが難色を示されてしまう。
元からの人混みが苦手だったり、誰からも愛される神原に対する相手にしてくれていないという拗らせた感情から拒んでしまうが純也は考え直し、共に出かける事に。
そこで二人は初めての夏の想い出を作る。
小説 42p(本文38p+あとがき1p+表紙等3p)
※表紙及び遊び紙、あとがきのみにAIイラストを使用しております。
※本作は『experiment -呪われた島の旅路-』の続編にあたる作品です。純也君と神原さんがあの後、初めてデートするお話となっております。
sparkle -夏の想い出作り-
