主人公サヤは聴いているだけで気持ちいい、不思議な成人向け音声にハマっていた。他では味わえない感覚を求め、ひとり自室でその音声を聴いていたサヤの前に双子の淫魔が現れる。彼らは不思議な音声に声をあてていた当人たちだった。彼らが食べるものは人間の快楽。彼らの求める人間を探すためのエサである音声作品にまんまと釣られてしまったサヤは彼らの食事のために身体を弄ばれてしまう。
主人公サヤはとある成人向け音声にハマっていた。
それは聴いているだけで気持ちいいという不思議なもの。
他では味わえない感覚を求め、もはや日課のようにひとり自室でその音声を聴いていたサヤの前に、角や羽の生えた異質な男性ふたりが現れる。
その声は不思議な音声のものと全く同じ、それに声をあてていた当人たちだった。
彼らは人間の快楽を食らう双子の淫魔。
食事にありつくために、自ら成人向け音声を作って人間を誘っていたのだった。
まんまとそれに釣られてしまったサヤは彼らに目を付けられ、彼らの食事のために身体を弄ばれてしまう。
既に快感と結びついてしまっている声の持ち主たちから与えられる快楽によって、サヤは認めたくない快楽が好きな自分と向き合っていくことになる。
本編65P狐関サヤ
見た目はごく普通の社会人。
淫魔の作った成人向け音声にハマっている。
普通の人間なら聞いていられないはずのそれを平然と楽しめてしまっていたことで淫魔の兄弟に目を付けられることに。
快楽が好きな自覚はあるが認めるのは恥ずかしいと目を逸らしていたところふたりに出会う。
ルイ
双子の淫魔の兄。
人間の快楽を食べているが、双子ふたり分の食事をしようとすると満腹になる前に人間が壊れてしまうので、成人向け音声を自作し、それをエサに快楽に強い人間を探していた。
話し方は穏やかだがドS。
多少手酷く扱っても平気なサヤに出会えたため、食事としてだけでなく自分の快感のために欲をむき出しにする。
テル
双子の淫魔の弟。
食事のためにルイと共にサヤの元を訪れる。
生意気だが、兄のルイのことは慕っているため彼に対しては従順。
今まで快楽をもらう人間を壊さないように加減して快楽を与えていたため、加減しないでよいサヤの存在に喜び、彼女の快楽を食らうため快感を与えるが、行為の中で自分自身が快感に溺れていることに気づき戸惑うことになる。