魔女の呪いにより終わらない夜が続く世界。生贄として命を捧げる事となった主人公は紺碧の満月の夜に一人の吸血鬼の青年に出会う。そこで少女は衝撃の真実を知ることになる。
魔女の呪いにより夜が終わらない世界が近づいている。
幼少期、両親を亡くしある村に幽閉され齢1◯の時、生贄として命を捧げる事となった主人公ミツキは満月の夜、教会で吸血鬼の青年ルイと出会う。
ルイはミツキにある真実を突きつけ絶望したミツキは「殺して」と悲願するが、それを拒んだルイは自分の屋敷へと連れていく。一部、人身売買を匂わせるような表現がありますので苦手な方はご注意下さい。
本文26ページ+おまけ漫画4ページ収録されています。【ミツキ】
大人しい性格で、優しく思いやりがある。
しかし両親を亡くしたショックと村での酷い仕打ちにより心を閉ざしてしまった。
生きることを望んでおらず生贄の日を待ち望んでいた。
【ルイ】
吸血鬼。
無口であまり自分のことを語ろうとしない。
ミツキのことはある人物から守ってほしいと頼まれいた。
【シリウス】
ルイの双子の兄。
冷静沈黙で物腰は優しいが、目的のためならば手段は選ばないという一面もある。