
声が似ているからって油断してたら、夫のフリをした息子にハメられて母性をめちゃくちゃに壊されました
いつもの朝、いつもの洗面所で髪を洗っていた、ただそれだけのことだったはずなのに。背後から夫に悪戯っぽく抱きしめられ、私は呆れながらも、久しぶりの情熱的な求めに心をときめかせていた。いつもより強引で、それでいて私のすべてを知り尽くしているかのような巧みな愛撫。少しだけ違うと感じた違和感も、燃え上がる体の熱に溶かされていく。この人が、私の愛する夫なのだから――。身も心もとかされ、すべてを委ねた、その瞬間。ふと顔を上げた鏡に映っていたのは、愛しい夫の顔ではありませんでした。そこにいたのは――欲に濡れた瞳で私を見つめる、私の『息子』だったのです。思考は必死に現実を拒絶するのに、私の体は、息子の熱を、罪の快感を、正直に受け入れてしまっている。間違いだとわかっているのに、感じてしまうこの悦びは、一体なんなのでしょうか?壊れていく私を、もう誰にも止められません――。総字数 約4,500字〈本文より抜粋〉不意に、背後から伸びてきた手に、パジャマ越しにお尻を撫でられた。夫の手だ。驚きと、少しの呆れた気持ちが混じり合って、私はシャワーヘッドを持ったまま固まる。「え? あなた?」「俺だよ。そんないやらしいお...