

「触れます。よろしいですね」――七年間、彼はわたしの主治医だった。二十六歳、Ω。周期の読めないヒートを、月に一度、手袋越しの指に診てもらってきた。八十五回目のその月、適合率九七・四%の「運命の番」通知が届く。相手は、先生じゃない。「――適合通知ですね」と、氷の主治医は正しく答えるだけ。ねえ先生。運命じゃないなら、この熱はなに。七年分の正しさが決壊する夜まで。オメガバース×医療×執着、約3万字。
「触れます。よろしいですね」
――二十六歳、Ω。体質のせいで、七年間、月に一度、おなじ主治医に通ってきた。
冷静で、正確で、決して手袋を外さない先生。
ある日、わたしに「運命の番」の適合通知が届いた。
相手は、先生じゃない。知らないαだった。
それでも先生は、祝うでも止めるでもなく、いつもどおり正しいまま。
ねえ、教えて。運命じゃないなら、先生に触れられたときの、この熱はなに。オメガバース×ドクター×執着、約3万字。
◆本文約2.9万字/全12章/ヒロイン一人称視点
◆焦らし・問診プレイ・溺愛/ハッピーエンド
◆「氷の男」シリーズ第五作(単体で読めます)
◆表紙・挿画:AI一部利用しております
氷の主治医は運命を診断しない〜運命じゃないなら、この熱はなに〜
DLsite

