

「あなたを拾うのは私だと、決めていました」——冤罪で全てを失った夜、氷の宰相はそう言って令嬢を拾った。好みの茶葉も、読みかけの本も、なぜか揃った完璧な檻。やがて彼女は知る。自分を堕とした犯人こそ、この溺愛の主だと。三年前から仕組まれていた恋。憎んでいるのに、離れられない。冷徹×執着×ざまぁ、そして甘い結末。TL長編、約3万字。
「ええ、認めましょう。あなたを手に入れる方法が、他になかった」
王太子の婚約者として完璧に生きてきた公爵令嬢セラフィーナは、
身に覚えのない罪を着せられ、社交界の真ん中で全てを失った。
その夜、雨の中で彼女を拾ったのは――氷の宰相と呼ばれるヴィンセント。
用意されていた部屋、好みの茶葉、寸法まで合ったドレス。
完璧すぎる庇護と、溶けるほど甘い溺愛。
けれど彼女は気づいてしまう。
婚約破棄の筋書きを描いたのが、他ならぬこの男だったことに。
そしてその檻は、三年も前から用意されていたことに――。
救ってくれた手が、自分を堕とした手だった。
それでも彼女は、その手を選び直す。
溺愛の皮を被った執着、じわじわ明かされる三年越しの恋。
婚約破棄からのざまぁ、そして甘く歪んだハッピーエンド。
(表紙のみAIで作成しております)
冷徹宰相は捨てられた令嬢を逃がさない〜婚約破棄を仕組んだのは、あなたでした〜
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